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CGの技術開発を進める弊社デジタルファッション株式会社は、このたび、3年間の研究を経て様々な分野で応用の可能なテキスタイルのシミュレーション技術を開発いたしました。従来の手法では表現が困難であった、糸の構造に起因するテキスタイルの光沢感等の光学特性が正確に反映されたCG画像の生成を可能にしています。
■ 開発の経緯
テキスタイル素材の微妙な質感は素材そのものの光学特性と複雑な糸の空間配置や構造の影響が大きく、従来のCG技術ではテキスタイルの質感を正確には表現することは困難でした。そこで、弊社のコア技術であるクロスシミュレーション技術やBRDF計測装置「OGM」シリーズの開発を通して培った光学特性計測技術を活かし、リアルなテキスタイル表現を可能にするCG技術を用いたテキスタイルシミュレーションシステムを開発しました。
このシステムでは、テキスタイルの情報を糸単位に分解し、糸レベルで各種データを記述することにより様々な素材のシミュレーションを実現しています。これにより、糸の素材や断面形状による糸の光沢感の違いや、起毛処理によるテキスタイル表面の微妙な質感を表現できるようになっています。また、最新のグラフィックスハードウェアの機能を利用したGPUプログラミングによりリアルタイムレンダリングを実現しています。
シミュレーション結果は、ソファーやカーテンなどのインテリア、衣服などの3Dモデルに自由に貼り付けて見ることができ、シーンに合わせたより繊細な色変更の効果もリアルタイムにCGで確認し、デザインの早期検討が可能になります。
■ 期待される効果
これによって、よりリアルな表現の素材コーディネートがコンピュータ上で可能になり効果的な販促やプレゼンのツールとして、また商品開発支援として様々な分野への応用が期待できます。
弊社では今後、広告宣伝用途、産業用途、教育用途等、エンターテイメント業界、インテリア業界、アパレル業界を中心にアプリケーションとしてカスタマイズし展開していく予定です。
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